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父の作品をご紹介いたします。沖縄の屋根獅子の伝統を継承し、その精神を新しい時代に呼び覚まします。 このページでは、新垣瓦工場二代目に相応しい父の屋根獅子を、更に詳しく!一枚一枚の写真と共にご紹介していきます。 |
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こちらの作品は、屋根に置くことを念頭に父が制作した対ではなく一体の作品になります。 沖縄では伝統的に勾配屋根に乗せるシーサーは一体が多く、父もその伝統を重んじて新垣瓦工場時代から一体の口があいたオスを なぜ屋根獅子は一体なのか?なぜシーサーは屋根に乗るのか?その答えは様々ですが、私が考えている事を記事にしていますので |
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沖縄の屋根の上に佇むシーサーは、装飾以上の意味を持ちます。明治22年の「敷地・家屋の制限令」撤廃後に、庶民の家でも ここに紹介される写真は、沖縄の家々の屋根に安置された、伝統的な屋根獅子たちです。青い空と赤瓦のコントラストが印象的で、 新垣信一の手による屋根シーサーは、これらの伝統を現代の技術と感性で新たな形にしています。父の作品には、過去への敬意と |
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父は、新垣瓦工場二代目の時期に沢山の屋根獅子を制作しています。瓦工場を運営しながらシーサーを制作している父に伝統的な 当店で父の作品を紹介出来るのは本当に嬉しいです。父が制作する屋根獅子は日本一だと思います。自信を持って送り出します! |
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実は、この屋根シーサー!「尚巴志」と付けさせて頂きました。父がこの作品をみて「尚巴志と名付ける!」と力強く言っていた なぜなら「尚巴志」とは沖縄を最初に統一した王様だからです。また尚巴志は当店がある隣町で生まれた英雄でもあります。 |
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「尚巴志シーサー」の尾に表現された波のような唐草模様は、日本と沖縄の伝統を今に伝える縁起の良いデザインになっています。 |
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父の細やかな技術が生み出す線の一本一本には、丁寧な時間と熱意が注がれています。線を引き、消し、そして再びなぞることで、 |
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□島風を纏った伝統の輪、浄化の力を秘めて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
古の時代より、我々の文化には特別な意味を持つ「輪」が存在してきました。茅の輪くぐりとして知られる伝統行事は、これを通過 今回の作品には、この古来の輪の象徴性を、現代の感性で再解釈し取り入れています。父が独自に考案した装飾の輪は、 この作品を設置する場所は、ただの空間ではなく、風の通り道、浄化の場所となります。風が吹き抜けるたび、その場所の空気は 古き良き伝統と、新しい解釈が織り成すこの作品は、私たちの心を癒し、守り続ける存在となることを確信しています。 |
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□古代のパワー、魔除けのうずまき | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーサーに施される「うずまき模様」実は獅子としての装飾もそうですが、「うずまき」じたいに魔除けの意味があるそうです。 古代から「うずまき」にはパワーが秘められているようで、さまざまな地域で「うずまき」の模様を魔除けや 色々と説はありますが、太陽や台風、天体、さらにはDNAの螺旋など「うずまき」が持つ神秘性に惹かれます。 また、沖縄という土地は毎年のように台風の影響をうけます。災害が多いこの国ですが逞しく、さらに「潔さ」を美として常に その象徴としてシーサーは文化として沖縄に定着し、多様な進化をとげ今もなお私達の篤い信仰の中に生き続けています。 |
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この獅子の後ろ姿にも施された一つ一つの細かい線や曲線には、制作者である父の強い意志と信念が込められています。 正面から見る姿も美しいですが、後ろ姿には父の人生の歴史と哲学、そして絶えず前を向いて進んできた姿勢が刻み込まれています。この魔よけの獅子は、家族の誇りと、そして未来への願いを持った存在です。 また、見る角度や位置によって、その表情や姿勢が変わり、その都度、新しい発見や感動を与えてくれます。 |
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「名前を残すことなく、一心に芸術に打ち込む。」それが父のスタイルです。父の作品にはサインや名前が刻まれていませんが、 この獅子は、もともと荒ぶる獣としての姿を持っていましたが、神の力を宿すことで、強力な魔除けとしての役割を果たすように |
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祖父が運営していた時期に、沖縄県産のシーサーでは伝説の島常賀さんに土を提供していたようです。 父が小さい頃は、オモチャなんてない時代でくちゃ(ジャーガル)で良く遊んでいたそうです。 「土が勝手に動いてく」今そう話す父は、モノ作りの極地に来ていると思います。 |
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赤く輝くこの「尚巴志」シーサーは、ただの飾りではなく、沖縄の文化です。土そのものが輝く素焼きの赤は情熱を象徴し、 沖縄の太陽を思わせるエネルギーを見る方へ注ぎます。 毛並みの一つ一つは、海が育んだ自然のリズムを感じさせ、手仕事による緻密な細工は、世代を超えて受け継がれる工芸の精神を 表しています。このシーサーを屋根に置くことで、お家はただの建物から、伝統と物語を宿す空間へと昇華します。 そして、その赤い色が日々の生活に暖かさと豊かさをもたらし、家族の絆を深める象徴になると確信しています(^^) このシーサーは、大切な人を護る守護神として、訪れる人々にもその美しさを分かち合い、沖縄の暖かい心を届ける存在になると 思います。 |
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※設置場所など、設置台を含めてご相談にのりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。 098-946-3035 店長あらかきまで tentyou@shimancyu-koubou.com 基本的にはシーサーは置きたいところへ置くのが一番だと思っています。その場所で大切な時間と大切な人と大切なことやモノと |
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■優雅さの極みと質感の至高 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
陶芸の世界においては稀な存在となる父のシーサーは、非凡な質感と優れた耐久性を兼ね備えています。 その秘密は、厳選された高品質の細目陶土と焼成の工程にあります! 通常、陶芸作品には縮小率を考慮して粗目の陶土が使用されますが、父はその常識を打ち破り、細目陶土を選択しました。 また、大きなサイズのシーサーにおいては、縮小率による焼成のリスクが懸念されます。 この緻密な焼成工程により、シーサーは強度を増し、長い間ご使用いただけるほどの耐久性を備えています。 |
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父の作品への想いと制作姿勢もぜひ、読んでみてください。 |
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父の作品は、当店での取り扱いのみになります。 こちらで紹介する作品は、全て1点モノになり、注文を受ける時点で完売御礼となります。 また、昨年叙勲をもらった父は今年71歳(2022年時点)モノ作りの最終章に入りました。 これから制作する作品は、当店にとって新垣家にとって全て価値の高いモノになりますので、父の哲学観をご理解頂きまして、 |
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屋根シーサー「尚巴志」 作 新垣信一 |
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作品情報 高さ(最大寸法)約57cm 横幅(最大寸法)約49cm 奥行(最大寸)約36cm 重量 約17キロ |
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生産地 日本(沖縄) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
価格550,000円(税込) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※送料無料でお届け致します! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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当店は全てのシーサーを守り神として大切にお届け致します。また、毎月、月の終わりにお届けしたシーサーが、 先々で沢山の幸せを守るように妻と一緒に「御嶽(うたき)」と呼ばれる沖縄各地にある聖域で祈念しています。 また写真は、窯の前で祈る父です。父を始め当店が取り扱うシーサーは、職人さんが自分のもてる業や魂をこめて制作した本物の シーサーです。どんな時でも導いてくれる守護神としていつまでも鎮座しますように心からお祈り申し上げますし、またお届け した作品が、皆様の守護神として活躍する事を確信しています。 |
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沖縄を知る・伝える・創造する! しまんちゅ工房:沖縄県与那原町字上与那原364−1 電話/FAX 098-946-3035 代表者 新垣 信人 Copyright (C) 2010 shimancyu-koubou All Rights Reserved. 禁無断複製、無断転載、 このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの 無断転載を禁じます。 |
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