はいさい！しまんちゅ工房のあらかきです(^^)こちらでは、従妹のゆーりーが手造りした作品を紹介いたします。

妹のように一緒に育ってきた彼女の作品を紹介出来る日がきて、素直に嬉しいです。
同じ祖父母を持つ、新垣家に伝わるモノ作りのDNA。

今は良縁に恵まれて「吉井ゆりえ」なのですが、幼いころから呼んでいるゆーりーでご紹介させてください。

家庭を支え、子どもたちを育てながらも、自分の情熱を形にする母、ゆーりーが手がける当店専用のオリジナルシーサー。
手から想いが伝わる、優しさと温もりを感じる作品です。

ゆーりーは、実家である新垣瓦工場での小物部門の立ち上げをきっかけに、やちむん（陶器）作りの道へ進みました。

現在、3人の男の子の母であり、夫を支える主婦としての役割を果たしつつも、陶芸作家としての情熱を持ち続けています。

日々の暮らしの中で家族に支えられながら、彼女の作品が沖縄の伝統と現代の感覚を融合させる新しいシーサー文化を
創り上げています。

「手から想いは伝わる」というモットーを胸に抱き、作品を一つ一つ手作りするゆーりーの作品には、手作業ならではの温かさが
込められています。

彼女が手がけるシーサーは、見た人に癒しや優しさを感じてもらえることを目指しており、
まるで家族のように大切に育てられた作品たちです。

ちーまるシーサーは、その丸みのある可愛らしいフォルムと、ペルシャブルーの柔らかな色合いが特徴です。

ゆーりーが独自の手法で「シルエットからデザインを構築する」スタイルで作り上げたシーサーは、
沖縄の伝統を感じさせつつも現代的で親しみやすいデザインとなっています。

愛らしく優しい表情が、見る人の心を温かく包み込んでくれるでしょう。

ゆーりーは、土に触れることで自然と形が見えてくるといいます。

日常の生活の中でふと浮かぶアイデアを形にしながら、頭の中でイメージを膨らませて作品を作り上げています。
特に夜、子どもたちを寝かしつけた後などに湧いてくるインスピレーションが、彼女の制作の源です。

「ちーまるシーサー」も、そのような日々の中で感じる楽しさと愛らしさから生まれました。

釉薬のペルシャブルーは、柔らかな色合いを出すために濃度を微調整し、
垂れやすい性質に注意を払いながら丁寧に調整されています。

これにより、シーサー一体一体に微妙な違いが生まれ、それぞれが唯一無二の個性を持つ作品となっています。

初めて試作したシーサーを店頭に飾った際、観光客の方が「いくらでも出すから欲しい」と言って購入を希望してくれたことは、
ゆーりーにとって忘れられない出来事です。

この経験が、彼女の作品に対する自信を深め、
「自分が楽しんで作ることが、作品の魅力に繋がる」と確信するきっかけとなりました。

「私の作るシーサーが、見た人に少しでも楽しさや癒しを感じてもらえたら嬉しいです。

毎日を少しでも温かく、優しい気持ちで過ごせるような、そんな存在でありたいと願っています。」

当店は全てのシーサーを守り神として大切にお届け致します。また、毎月、月の終わりにお届けしたシーサーが、
平安を守るように妻と神社やお寺で祈念しています。
また写真は、窯の前で祈る父です。父を始め当店が取り扱うシーサーは、職人さんが自分のもてる業を魂こめて制作した本物の
シーサーです。皆様にいつまでも平安が訪れると僕は確信しています。

沖縄を知る・伝える・創造する！　しまんちゅ工房：沖縄県与那原町字上与那原３６４−１　電話/ＦＡＸ　098-946-3035　代表者　新垣　信人

Copyright (C) 2010 shimancyu-koubou　All Rights Reserved. 禁無断複製、無断転載、 このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの 無断転載を禁じます。