沖縄!というと海にサンゴ礁ですよね(^^)でもう一つ沖縄の風景に欠かせないのが、写真のような赤瓦屋根です。
実は沖縄では明治22年まで民間では赤瓦屋根を載せてはいけない制度がありました。
一説には首里城の威厳を保つためとも言われていますが定かではありません。ただ、この明治22年の赤瓦屋根の解禁で一気に!民間宅への赤瓦屋根の普及が始まります。
で!そこで生まれたのが漆喰シーサーなんです。漆喰とは赤瓦を固定するボンドなのですが、屋根を葺いた職人さんが、余った赤瓦と漆喰を使ってシーサーを屋根に載せてプレゼントした!
↑これが屋根獅子の始まりだと言われています(^^)僕もそう思います。首里城には屋根獅子がありません。
村落獅子もすべて村の入口や鬼門と言われている所へ地べたに設置されています。
「仕事をもらった御礼にという」赤瓦葺き師の粋なはからいで始まった屋根獅子。
屋根獅子としては口が開いているのが主流ですが、それもきっと漆喰シーサーに多かったタイプなんだと思います。
今では劣化を防げる陶器のシーサーが多いのですが漆喰シーサーも風情があって僕は好きです。 |